日記 コミュ写経のこと

最近、大学までの定期券を購入しました。実にコロナ禍以来初。

目的は図書館しかないのですが、なんだかんだ外出の機会も増えつつあったので有効活用できています。とはいえ引きこもり再開した方が良さげな雰囲気もありますが。

 

図書館に行くとめちゃめちゃ集中できるし、気になった本をその場で取ってきてその日のうちに読みたいとこだけさらっと読んですぐ返すみたいなこともできるので、充実感がすごいです。ようやく図書館で勉強することの凄さに気づきました。

が、その反動で家に帰った途端に何もできなくなりまして、そもそも家にいたら何もできないから外に出るようにしたのですが、拍車がかかりました。じゃあ何するかというと、何もできないので何もしてない感じになって、なんとなーくTwitter開いてシャニマス画面開いて、しかしプロデュースは大変だからやらない、みたいな虚の時間がしばらく生じています。

で、せめてもの生産性を求めて色々してみているのですが、集中できずに新たな虚を生み出して悲しみに散ったものと、意外とありだなというものが分かれてきています。

前者は普通に読書とかです。無理だっつってんだから無理です。

後者のうちの一つがこのブログとかですね。そういうコンディションで書いてるから本当に世に出して大丈夫なものなのか分かってないで出してます。それで、もう一つがタイトルにある通りにコミュの写経です。

 

 

ツイートの通り【poool】の写経をしていました。気に入ったセリフを書き留めておくノートを用意したいなと年末に思いついて即座に買ったノートがあるのですが、それを使ってます。

字を書くのは好きなのですが、そのわりに字が汚いのを気にしていて、きれいな文字書きたいなと思ってフォントを寄せに行った結果、めっちゃ時間かかってます。画面と紙面とのあいだを視線の反復横跳びをしながら書いているからなのですが、一つの作業に集中せざるを得ないことがかえって頭を空っぽにさせてくれて、図らずも本家の写経に近づいています。

それで肝心のコミュ内容を深めることについては、実はあんまり効果を感じていません。いつも通り、読むに専念するのがいいと思いました。他方でちょうど見開き1ページ分におさまったので、ぱっと開いて全貌を即座に確認できることは圧倒的な強みになりそうです。書いている時間よりも書いた成果物によって捗るものがあるかもしれません。なにより自分なりには丁寧に書いたものなので、すでに愛着めいたものを感じていますので、読み返したくなるという効用があります。結果オーライです。

 

ただ問題は「これ、続けるか?」ということで、ここまでですでに2〜3時間かかっているのに、あと2つコミュがあるんですね……。何もできなくなったタイミングでやるにはいいんですが、他のことできる時間を犠牲にしてやることでもないのかなぁと思うと、次を始める勇気はしばらく出なさそうです。

 

あとこれはおまけですが、シャニマスのフォントは(当たり前ですが)書く文字としては作られていないなぁというのを感じました。

たとえば、「か」「い」などでは一画目の最後のハネが次の二画目の書き始めに続くようになるのが書く文字としては普通です。しかしよくみると、「か」の一画目は真横に行ってますし「い」の一画目を延長すると二画目の土手っ腹に穴が空きます。

他にも、横線がおどろくほどシンプルかと思えば、さんずいが偉いはっちゃけてたりして面白い発見がありました。「そ」「わ」は画数増えてる気がするし、「し」と「も」は意外と似てないです。

全体的には横方向を意識したフォントだなという印象を受けました。しんにょうの形とか、右払いがかっくんしてないこととか、横棒どうしの間隔が均一だからでしょうか。

特にまとまらない話ですが、書いてみないと気づけないことたくさんあるなって思いました。読みやすい文字が書きやすいとは限らないというの、言われれば当たり前ですがちょっと驚きでした。